アルティメットエキサイティングファイターズ 〜集いし鋼鉄の勇者達〜
    〜第9話 抗争勃発〜
    ビィルガの意外な提案で悪陣営の面々が彼らと共に戦う事になった。ビィルガ陣とゼラエル
   陣の勢力合併である。これにより悪役に戻った彼らは、善陣営の面々と抗戦を開始しだした。
   本来の役割としてはこれ以上ないものであり、悪陣営の面々はビィルガの計らいに感謝した。
    逆にどこか納得がいかない善陣営の面々。戦いという一念で一致団結した悪陣営の面々に
   押される始末である。目的を持った者が強いという現れは、今の現状を見れば一目瞭然だ。
    唯一対抗できているのが、ロスレヴ系列の善陣営の面々だろう。団結力に欠けるフリハト
   系列の善陣営の面々は完全に押されていた。

ヴァルラーム「これでよかったのですかね。」
    団結力が欠けている点だけであり、単体での戦闘力ならフリハトの面々の方が断然強い。
   単独で攻めて来る悪陣営の面々とのスパーリング、これを簡単に撃破し打ち破るヴァルラーム
   である。しかし今だにこの情勢を認め難いようである。
ルデュファス「お母様、悩んでも仕方がありません。本編でも我々の戦いは、善と悪との決戦です。
       悪が攻めて来るなら徹底抗戦しかありませんよ。」
ルファディナ「そうそう。」
ティフュリナ「お母さんの悩みは分かるけど、ただ黙ってやられる訳にはいかないよ。」
ディルヴェズ「そうだね。やれるだけの事はやろう。」
   ディルヴェズを始めとする縁ある面々は団結力がある。家系という繋がりからなるものだ。
   しかしそれがない面々は、悪陣営の面々に押されっぱなしだ。救助に駆け付ける彼らだが、
   それでも苦戦する場面も多々あった。

    試合の流れからして以前のような卑怯な行動は殆ど見られない悪陣営の面々。特にビィルガ
   が彼らを纏めてから団結力が凄まじくなり、勢いは今まで以上に増すばかりである。
   下心があれば表に出やすい、過去のビィルガの事例を言えば当てはまる。しかし今の彼の場合
   は今まで以上に誠意が溢れている。
    どうやら以前ミスターTが語った言葉が影響されているようで、生み出された定めという
   割り振りをしっかりと担っている。
   純粋に一同を楽しませるという概念に立った彼は恐ろしく切れ者であり、その彼に統括された
   悪陣営は今までにない団結力を見せているのだ。これでは他の面々が押される訳である。

ライディル「何だかチャンピオンバトルどころじゃなくなってしまいましたね。」
    チャンピオンバトルの試合形式を考えているチャンプ3人とミスターT。周りの雰囲気は
   抗争一点に絞られており、それによるスパーリングが数多く行われていた。
ミスターT「そのうち悪陣営の面々がタッグを組み、お前さん達に挑んでくるだろう。」
サーベン「ヘッ。善陣営の方々なら負けてもいいが、悪陣営には絶対にベルトは譲らんぜ。」
チェブレ「同意見だ。俺様も悪に渡すぐらいなら、自らが所持して守り抜いてみせる。」
   こちらはこちらで凄まじい意気込みである。ベルトに執着はしたくない3人だが、悪に渡す事
   は全く考えていないようだ。故に悪陣営から挑戦があれば、善陣営以上に白熱した戦いが予想
   される。
ミスターT「数個候補に挙げている試合形式は、悪陣営の面々との抗争に用いるといい。他の9人
      には私から訳を伝えておく。一同を盛り上げられる試合を頼むぞ。」
チャンプ3人「おうよっ!」
   ロスレヴ系列リタレヴ所属のチャンプ3人。この3人はおそらく同系列の面々以上に団結力が
   強いであろう。
    ベルトという餌があれば、自然と猛者が集ってくるのは言うまでもない。今やこの3人は
   ベルトを罠に掛けて、食い付いて来る者を食らう形になっている。無論それは表向きの行動で
   あり、3人からすればベルト死守よりも抗戦第一と考えているようだ。そこが今も連戦連勝を
   重ねる強さの秘訣なのだろう。

ミスターT「という訳だ、申し訳ないが暫くは保留してくれ。」
    以前ライディル達に挑戦を申し入れた9人に内容を告知するミスターT。今の抗争から試合
   を持つ事が厳しい3人にとって、9人の対戦は厳しいものがあると告げたのだ。
イリュシェア「構いませんよ。」
フィリミア「今は我慢しましょう。」
   残念がる9人。しかし試合ができないという状態ではないので、今は我慢するしかなかった。
    しかしそれを逆手に取ったターリュSとミュックSは、他の一同が考え付かないような事を
   切り出してきた。   
ターリュS「そうだ、兄ちゃん達を守りに行こうか。」
ミュックS「だね、その方が自然と戦えるし。」
   善は急げと言わんばかりに、双子の姉妹はライディル達の元へ走って行った。2人もチャンプ
   3人と同じく、戦える環境こそが全てだと身体で表現している。
メルアW「あの子達ったら、珍しい事言うわね。」
   面白そうだと両腕を回し、姉妹の母親であるメルアWも3人の元へ向かって行く。
    純粋に試合だけを考えれば、チャンプの側にいて現れる挑戦者を食らうという手段もある。
   ベルトという餌を撒き、獲物を呼び寄せるチャンプ3人。その現れた獲物を横取りしようと
   考える3人。
   試合という・戦いという一念で、ここまで血に飢えた野獣になれるのか。他の6人は呆気に
   取られているようだ。
ミスターT「弱肉強食か、正しくその通りだな。」
フュリア「祖母がああいった人物だとは思いもしませんでしたよ。」
ミスターT「まあ表向きだろうがね。」
セリシェム「正しく戦いに関してのスペシャリストですね。」
   戦いに関しては容赦をするな、これはロスレヴ系列の世界観で位置付けされる概念だ。それを
   彼らや彼女達はここでも実践していると言えよう。
    とりあえず試合の動向だけは見たいと思った6人、チャンプ3人が相手を待ち構えている
   リングへと向かって行った。

    ターリュSとミュックSが考えた通りだった。2人がライディル達がいる場所へ向かう前、
   既にゼラエル・ベロガヅィーブ・ライガスの3人に襲撃を受けていた。
   凶器を使っての完全な不意打ちだったため、サバイバルタッグチャンピオンベルトを奪われて
   しまう3人。
ゼラエル「俺達は俺達の役目を担う。どんなに繕ったって悪役しかない。」
ベロガヅィーブ「3戦でチャンプ移行らしいが、強引に奪わせてもらう。」
ライガス「悪く思うなよ。」
   ベルトを奪ったゼラエル達。立ち上がる力はなさそうで、反撃したいが手が出せなかった。
    勝ち誇ったようにその場を去ろうとする3人。そこに脱兎の如く現れた双子の姉妹に、必殺
   の一閃とも言わんばかりのクローズラインを食らうベロガヅィーブとライガス。その巨体が
   空中で一回転し、床へと叩き付けられた。
    状況を読み込めないゼラエル。とにかく反撃しようとするが、そこに凄まじいまでの勢いで
   クローズラインを放ってきたメルアW。こちらも空中で一回転するが、双子の時と異なりその
   飛び方は倍以上である。
ターリュS「ねね、言った通りでしょ。」
ミュックS「待ち伏せは効くね〜。」
メルアW「まああまりよくないけど、3人の行動はもっとよくないわねぇ。」
   後から駆けつけて来た6人とミスターT。今正に攻撃を加えた瞬間を目の当たりにし、この
   親子の迅速な行動力には恐れ入ったようである。

メルアW「はいはい、ベルトは返して貰いますよ。」
    半グロッキー状態のゼラエル達からベルトを奪い、それをライディル達に手渡すメルアW。
   そして他の2人と共に、ゼラエル達を引き起こし近くのリングへと放り込む。
ミュックS「ベルトが欲しいのなら私達を倒してからにしなっ!」
ターリュS「なめた真似したらぶっ殺すぞっ!」
   凄まじいまでのオーラを放出し、3人に対峙する親子。特にターリュSとミュックSは、普段
   からの幼い一面は消え失せている。まるで修羅の如くであり、もはや対戦は免れない。
ミスターT「一応内容告知を、な。試合はイリミネーション・タッグ、型式はトルネード・6マン
      タッグ。場所は今のリング、ノーマーシー。ルールはKO・ギブアップ・DQが適応。
      後は任せる。」
   ゼラエル達のグロッキーからの回復を待つまでウォーミングアップをする3人。この間に襲撃
   を受けたライディル達は、イリュシェア達に救助されている。
イリュシェア「大丈夫ですか?」
ライディル「面目ない。」
   手元にあるサバイバルタッグチャンピオンベルトを見つめ、改めてベルトの魔力を知った3人
   だった。敵味方問わず集まるというのは魅力的だが、こういった卑怯者も現れるのだ。
サーベン「チャンプは大変だなぁ・・・。」
ミスターT「チャンプ側から望めば、辞退もできるがね。」
チェブレ「確かに。しかし保持できる3戦は、しっかりと戦い抜きますぜ。」
   それでも戦いを止めないライディル達。これは宿命だと言わんが如く、戦いだけは続けようと
   決意しているようだ。
    半グロッキーから回復したゼラエル達。待ってましたと言わんばかりに、ターリュS達は
   ライディル達を襲撃した彼らを食らい付きだした。


逆襲撃イリミネーション・タッグバトル登場+試合動画

    (逆襲撃イリミネーション・タッグバトル終了)
    結果は歴然だった。殆どダメージを受けていないターリュS達に対し、ゼラエル達は重傷と
   言わんばかりに痛め付けられた。体格なら彼らの方が上手だが、それだけでは試合に勝利は
   できない。格そのものが違いすぎるのだ。
ゼラエル「くっそ〜・・・なめやがって・・・。」
ターリュS「何ならもう一戦やる?」
   倒れたままぼやくゼラエルに、しゃがみながら見つめるターリュS。こちらは何時でも再戦
   可能だと言いたげと、再びウォーミングアップを開始していた。
    今の現状からすれば再戦は不可能であり、負けた3人は渋々重い足を引きずりながらリング
   を後にした。

ミュックS「兄ちゃん大丈夫?」
ライディル「ああ、ありがとな。」
    一部始終を見ていたライディル達。この3人には敵わないと、ただただ脱帽するしかない
   ようである。
フュリア「今回のこの一件、別のチャンピオンの方々も襲撃されているような気がしますが。」
ミスターT「今の所、これ以外の襲撃は報告がない。管理職も危ないと思い、他の10人にもチーム
      を組んで動いてもらっている。」
キュリムス「マスターは単独で動いて問題ないのですか?」
ミスターT「お前さん達といれば共闘ができる。用は単体行動が危ないという意味で、誰かと一緒に
      動いていれば問題はない。」
   今後も襲撃があると予測する一同。この場は護衛などを付けた方が無難だと考えている。
ライディル「マスター、他のチャンプの方々は何人いますか?」
   何かを思ってか、ライディルが他のチャンプの所在を気に掛けた。それに応じるミスターT。
ミスターT「ロイヤルランブルチャンピオンがベロガヅィーブ。同時に最多撃破数を保持したという
      事で、タフガイチャンピオンでもある。ラダーチャンピオンにはファナWとエリーデの
      2人で、タッグマッチチャンピオンにはマリアとメルアだ。サバイバルチャンピオンは
      ミラリアとフューリエの2人。そしてサバイバルタッグチャンピオンが、ここにいる
      ライディル・サーベン・チェブレの3人だ。」
ライディル「合計7人ですか。」
   名前を挙げた面々を知り、ライディルは考え出す。その真意は何であるかと、一同を代表して
   セリシェムが問い質した。
セリシェム「ライディルさん、一体何をお考えですか?」
ライディル「チャンピオンを纏められないかという事ですよ。あ・いえ、総合チャンピオンになる
      という事ではなく。」
メルアW「つまりチャンピオンだけで勢力を作ろうという事ですね。」
   面白い事を考えたと一同は思った。確かにチャンプだけが集結すれば、例え襲撃があっても
   お互いで守り合える。
チェブレ「1つ気に食わないのが、ベロガヅィーブのベルト保持だな。悪になんぞベルトは不用。」
ターリュS「正々堂々と戦い、ベルト奪取するっきゃないね。」
チェブレ「だなぁ。」
ミスターT「試合場所は立てておく、お前さん達で挑戦者を選ぶんだ。それとベロガヅィーブには
      私から訳を話しておこう。無論、ベルトに挑戦したいという事だけを告げる。」
   陰の戦いは任せろと、ミスターTが語る。しかし真のGMが表立って動いていいのかと、他の
   面々は思う。
ミスターT「各自で動き出すと火消しをも担ってくれてな、こういう時だけGMは暇なのだよ。」
   付け加えて思っている事を語る。心中を見透かされ、苦笑いを浮かべるしかない一同だった。
    語り終えるとリングの特設に掛かるミスターT。表に出ているようではあるが、それは専ら
   雑務であり苦労事だ。これでは飽きてしまうと誰もが思わざろう得ない。

    その後ライディル達は他のチャンプの元へ向かう。1人1人に事情を説明し、一緒にいた方
   が安全だと告げた。またターリュS・ミュックS・メルアWはベロガヅィーブと対戦する人物
   を探して回っている。

ファナW「面白くなりそうですね。」
    ベロガヅィーブを除く6人のチャンピオンベルト保持者を集結させたライディル達。その
   彼らの護衛には、イリュシェア達やフィリミア達が担っている。
   他のチャンプの面々も襲撃を予測していたらしく、思い切って動いてくれたライディル達の
   計らいに感謝しているようである。
ライディル「窮屈かも知れないが、俺達の襲撃の一件もある。今は一緒に動いてくれ。」
ミラリア「了解。」
フューリエ「よろしくお願いします。」
   勢揃いしたチャンピオン軍団。所持しているベルトの魔力はチャンピオン同士を結束させる
   事をも担ってくれた。この点はベルトの魔力に感謝する一同だった。

    今後どうするかを考えているそこに、ターリュS達が挑戦者を連れて戻ってくる。彼女達が
   選んだ人物は、フリハト系列第1章登場のディーラだった。
ディーラ「何か選ばれてしまいましたよ。」
   恐縮気味に語るディーラ。しかしやるからには全力で戦うと、既に闘気は漲っていた。
ミュックS「これで人選はOKね。」
ライディル「後はベロガヅィーブが応じるかどうかだが。」
   悪陣営がベルトを強奪しようと行った経歴から、そう簡単に手持ちのベルトを賭けて戦わない
   だろうと一同は思っていた。

    しかし予想はいい方向に運ぶ。ミスターTがベロガヅィーブと共に一同の元に現れたのだ。
   どうやらベルトを賭けた戦いに応じたようである。
ベロガヅィーブ「俺が持っているベルトに挑戦したいそうだな。相手は誰なんだ?」
ディーラ「俺だ。」
   意気込んで来たベロガヅィーブ。しかし相手が自分よりも手強いと分かると引いていた。この
   時点で正面決戦ならディーラの勝利は確定であろう。
ミスターT「普通に戦っては結果は見えている。ここはロイヤルランブルチャンプという事で、複数
      の人物が見守るランバージャック形式の試合を行おう。ベロガヅィーブ側の2人は、
      ライディルとフィリミアが担う。ディーラ側の2人はキュリムスとロフリィスが担って
      くれ。この場合の役柄は公平を期して、完全に相手サイドを攻撃する形で頼む。」
ライディル「了解。」
    チャンピオンとして挑戦者の応対は受けると、ベロガヅィーブはミスターTに語っていた。
   またライディル達を襲撃してベルトを強奪しようとしたのは、表向きであるとも伝えている。
   どんな状況や環境でも役柄を担うという事は忘れていない。この点を踏まえれば悪役となった
   といっても、位置付けからすれば中立に近いであろう。


ランバージャック・チャンピオンバトル登場+試合動画

    (ランバージャック・チャンピオンバトル終了)
    やはりと言うべきか、ディーラの圧勝である。しかし無傷で済まされていない所を見ると、
   ベロガヅィーブも完全に弱かったとは言い切れない。
ベロガヅィーブ「これで自由に動けるな、後は頼んだ。」
    ベルト2つをディーラに手渡し、リングを後にするベロガヅィーブ。ロイヤルランブルの
   チャンピオンベルトと、最多撃破数を讃えるタフガイチャンピオンベルトの2つを取得した
   ディーラだった。
    前回チャンピオンだったベロガヅィーブも悔しそうな素振りは見せず、むしろ自由になって
   よかったと語る。これには一同呆れるしかなかった。
マリア「何だか呆気なかったですね。」
ミスターT「始めからベルトは渡すつもりでいたらしい。その方が動きやすかったとも聞いている。
      ライディル達のチャンプ襲撃は、どうやら結束を高めさせる配慮だったらしいな。」
   そう考えると、これらを企画したビィルガは相当の切れ者だと思わざろう得ない。先を予測
   して動いていたとしか考えられないからだ。
ターリュS「とりあえず、これでチャンプは揃ったね〜。」
ミュックS「みんなの側にいれば・・・集まった敵を食い放題・・・フフフッ。」
   チャンピオンの面々を餌のように見つめるミュックS。またターリュSも同じ表情を浮かべて
   いる。これにはチャンピオンの面々は引き気味だ。
   まあ逆手を取れば、襲撃者を駆逐してくれる存在である。これほどいい護衛はいないだろう。
ライディル「さて、一応統括者を決めようか。」
ディーラ「とは言うもの、我々を束ねてくれたのは貴殿しかいない。ここはライディル殿にリーダー
     を担って頂くのが最善の策でしょう。」
   やはりそうなるかと言いたげに、ライディルは苦笑いを浮かべる。しかし乗り掛かった船で
   ある、彼はチャンピオンチームのリーダーを担う事にしたようだ。
ターリュS「護衛は任せてね。」
ミュックS「頑張っちゃうよ〜。」
イリュシェア「私達もお手伝いします。」
フィリミア「もちろん私らもね。」
   ライディルを中心に新たに発足したチャンピオン軍団。実際には自由にやりたそうな面々で
   あったが、今は団体で動くしかないとも思っているようだ。
   特に表向きだけであれ、本気で襲撃して来る悪陣営の面々。具えあれば憂い無し、万全の体制
   で動きだした。

    このチャンピオン軍団の誕生に、ロスレヴ系列善陣営の面々は陣営別に動く事に決めた。
   それぞれの時代での面々で構成された分、面識はかなり強い。故に連携は更に増したと言って
   いいだろう。
   またフリハト系列善陣営の面々もこれに影響され、それぞれの本編に沿ってチームを組む事に
   したようである。

    この勢力図をミスターTは正確に手帳に書き示していた。

   *ロストナンバーレイヴンズ陣営
   *リターン・トゥ・ザ・ロストナンバーレイヴンズ陣営
   *レジェンド・オブ・ロストナンバーレイヴンズ陣営
   *アナザーレジェンド・オブ・ロストナンバーレイヴンズ陣営
   *ザ・デスティニー・ロストナンバーレイヴンズ陣営
   *フューチャー・オブ・ロストナンバーレイヴンズ陣営
   *その他のオールロストナンバーレイヴンズ陣営
   *フリーダムハート・暗黒皇帝ディーラの野望陣営
   *フリーダムハート・人工生命体ハーズダントの謎陣営
   *フリーダムハート・暗黒破壊邪神竜ディルヴォーヴルとの決戦陣営
   *フリーダムハート・外伝陣営
   *ロスレヴ・フリハトの悪役陣営
   *チャンピオン軍団陣営

    ミスターTや他のGMや闘士の軍団などは除くとして、これだけで13陣営も存在する。
   まだ未完成の新3陣営の面々が加われば、16陣営にもなる。これは複数大勢力になったと
   言ってよい。

    今後の展開がますます読めなくなってきたと、書き示した構図を見つめ思うミスターT。
   しかし各々が独自に発展させていく事に嬉しい一面も見せている。
   そしてこの瞬間、伝説の悪女を呼び寄せるには十分な環境になったとも感じた。ビィルガをも
   凌駕する悪役投入を決意し、その相手に連絡をするミスターT。

    動き出した人物とは、初代フリーダムハートの最凶最悪と謳われる伝説の魔女。その名も
   デュウバ=オルベイスレーヌである。
   
    第10話へと続く。

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