第3部 9人の勇士 36人の猛将 〜第5話 人間と機械と2〜 大食堂にて食事を取る一同。特に目立つのは、久方振りに食事を摂取しているリュウジと ウィン妹の姿であろう。 他の面々は丁度2人がヴィクセンの試験運転を終えた頃に起床しだしてきたようだ。故に 5人は彼らより遅く大食堂へ入室してきた。 リュウジ「おうおう、グレープフルーツが好きだったんだよなぁ。」 手当たり次第に食いまくるリュウジ。その体躯には似合わないほどの大食漢である。 ライディルやサーベンといった巨漢も普通の摂取量である。だがそれを凌駕するリュウジの 勢いに半ば引き気味である。 ウィン妹「う〜、懐かしいぃ〜。」 ウィン妹も同じく食事を食べ続ける。特に野菜が好みなのか、リュウジ以上に野菜から先に 手を付けていった。 ウィン姉「私より野菜が好きなのが不思議よね。」 ウィン姉は特に好き嫌いがない。偏りがないといっていいだろう。ウィン妹の場合は殆ど野菜 ばかり食しており、端から見ればベジタリアンである。 呆気に取られる一同を尻目に、これでもかと食いまくるリュウジとウィン妹。これこそ人間 や動物に与えられた自然のものであろう。 人並以上に食べ続けたリュウジとウィン妹。流石に食べ過ぎたのか、苦しそうに大食堂に あるソファーにもたれ掛かっている。 しかし本来人間に備わる行動が行えた事に、2人の表情は嬉しそうであった。 他の面々は食事を終えると直ぐにメンテナンスや修行に入っていった。非常に落ち着いている 2人の行動に、一同はその一時の行いを満喫させてあげた。 リュウジ「・・・今の時を大切に、か。」 ウィン妹「今この瞬間を・・・、ですね。」 迅速に動き続ける一同を見つめ、2人はその行動ができる事を羨ましく思った。 それから数時間が経過。2人は軽い睡魔に襲われ、ソファーで眠りにつく。満腹から心地 よい眠りに付いていた。 だが突如轟音と共に財閥社内が大きく揺れた。突然の出来事にリュウジとウィン妹は驚く。 休憩中だった2人は急ぎオペレーター室へと向かっていく。 リュウジ「どうした?」 オペレーター「スーサイダー型の自爆兵器が多数飛来。社の外壁に体当たりを繰り返しています。」 オペレーター室の外部モニターを見つめ、リュウジは顔を顰めた。 スーサイダー。完全自爆型の自律兵器で、目標をやられるまで追尾してくる。それは過去に 実在したトマホークというミサイルと同じ原理で、意志を持ったかのように追撃してくる。 それが夥しい数で襲来してきたのだ。 リュウジとウィン妹もガレージへと行き、直ぐ様ヴィクセンに乗り込む。だが武装をメンテ ナンスしていたため、手持ちの武装が全くなかった。 リュウジ「クソッ、こんな時に・・・。」 ウィン妹「お父様あれは?」 ウィン妹が指し示す先にあるのは、従来のAC用武装であるマシンガン。ライアの愛機である ダークネスハウンドに搭載されているものと同じである。 リュウジ「マガジンは?」 ウィン妹「9・10・・16・・・いや23、23000発分あります。」 リュウジ「よし、やるか。お前はマガジン装填を頼む。私は狙撃を行う。」 ウィン妹「了解!」 リュウジ駆るヴィクセンはメンテナンス中であったマシンガン2丁を両手に持ち、ウィン妹が 駆るヴィクセンは23個のマガジンを大型のケースに入れ持った。 そして2機のヴィクセンは財閥の外へと出て行った。 凄まじい光景だった。 夥しいスーサイダーが来襲し、手当たり次第に辺りに体当たりをしている。自然が美しかった 財閥の外は一変に焼け野原となり、見るも無惨な光景を2人の脳裏に焼き付ける。 リュウジ駆るヴィクセンは直ぐ様2丁のマシンガンを持ち狙撃を開始。ウィン妹が駆る機体 は辺りの様子を見つつ、防御側に徹した。 リュウジ「他の仲間はどうした?」 ウィン妹「皆さんブリーフィングルームやアリーナだそうです。時期にこちらに向かってくるそう ですよ。」 リュウジ「分かった・・・?!」 突然大型ガレージのシャッターが閉まった。しかもそれは人間が操作するものではなく、どう やら自爆攻撃によって電力回線が切断された勢いで閉まったようである。 同じ頃財閥内は全て停電し、暗闇が社内を襲っていた。アリーナにいるレイヴン達も表に 出る事ができなくなり、財閥にいる面々はブリーフィングルームからも出る事すらできなく なっていた。 ウィン妹「ダメです、回線通じません。」 リュウジ「クソッ、電力回線を破壊されたかっ・・・。」 今戦闘が可能なのはリュウジとウィン妹の2機のヴィクセンのみ。 財閥の外装は以前トーベナス社がグレイクラウドによって破壊された事を教訓に、従来の 装甲を6倍もの厚さに変更した。またアリーナドームは従来の10倍もの外部装甲厚になって おり、最強のレーザーブレードを突き立てても穴を開けられないぐらい強固な物だった。 それら大型となった外部装甲厚の扉を動かすのは電力の力を用いらなければ、当然開閉は 不可能である。 以前AC数体で開閉を試みたが、開ける事すらままならなかった。 電力がなければ開ける事も傷を付ける事も不可能な装甲。それ故に2人以外は社内やアリーナ に閉じ込められた形になってしまった。 リュウジ「装填頼むっ。」 ウィン妹「了解!」 既に8本のマガジンを打ち尽くした。残り15本、総弾数15000発。 リュウジ駆るヴィクセンは2丁のマシンガンを構え、手当たり次第にスーサイダーを狙撃。 一撃の下に破壊していくが、いかんせん数が多すぎた。 数回体当たりを食らうが、ウィン妹のヴィクセンがそれを庇う。その衝撃で右肩の装甲が 吹き飛び、右腕が思うように動かなくなる。 リュウジ「ちきしょう・・・。外部装甲厚を強化したのはいいが、人間やACの力を使っても開閉が 無理な点をもっと理解しておけばよかったっ!」 背後にある大型のハッチ。これさえ開けばガレージから味方が出て来れる。しかしACですら 破壊が不可能なハッチに、2人のレイヴンが開閉に挑んでも無理であった。 仮に開閉に挑んだとしても、その隙にスーサイダーの体当たりを受け破壊されるだろう。 今は仲間の出現を信じ、2人で何とかするしかなかった。 今だに攻撃が止みそうにない社外。残りのマガジンも1本となり、これと今ある残弾が尽き れば攻撃手段がなくなる。そうなればいくら遺産といえどひとたまりもないだろう。 ウィン妹「これで最後です。」 最後のマガジンを換装し、狙撃を開始するリュウジ。既にウィン妹駆るヴィクセンの右腕は なく、リュウジ駆るヴィクセンもヘッドパーツがない状態であった。 リュウジ「逃げる準備はしておけよ。」 ウィン妹「お父様は?」 リュウジ「お前を置いて逃げれる訳ないだろ。逃げる時間を稼ぐ、その間に攻撃が来ない場所まで 離脱するんだ。」 ウィン妹「・・・嫌です。私もお父様と一緒にいます!」 そう語るとリュウジの前へと進み出て、何と残った左腕でマガジンを納めていたケースを掴み スーサイダーを殴りに掛かった。 自爆さえしなければ簡単に破壊可能なこれは、ケースの打撃により簡単に破壊可能である。 しかし動作が単調な分、相手の自爆攻撃を受け易くなっていた。 そこをしっかりとリュウジがサポートしつつ、別のスーサイダーを狙撃していく。 リュウジ「ったく・・・馬鹿娘が・・・。」 ウィン妹「ヘヘッ。」 2機のヴィクセンは状況が不利であろうとも、大型ハッチの前から動く事なく迎撃を続けて いった。 その後も勇敢に迎撃を続けるも、一向に攻撃が止む気配は感じられなかった。 2人の脳裏に死という言葉が浮かぶ。それはサイボーグ筐体では味わえなかった感情。人間や 生命体にのみ存在するもので、それは即ち恐怖に繋がるのである。 リュウジ駆るヴィクセンは既に左腕のマシンガンは弾切れになり、右腕のマシンガンのみで 応戦を続ける。弾切れのマシンガンを目の前に構えシールドの如く敵を跳ね除ける。 一方ウィン妹駆るヴィクセンは両腕を破壊され、その場に転倒していた。その前に彼の機体 が立ち塞がり交戦を続けている。 リュウジ「残り100発か・・・いよいよだな。」 ウィン妹「・・・万事休す、ですね・・・。」 リュウジ「諦めたくはないが、な・・・。」 認めたくなくとも今の現状を見れば敗北は目に見えている。2人は死を覚悟した。 マシンガンの弾丸が残り20を切った時、目の前にコンテナが数十個飛来。それは従来の 両肩バックウェポンのコンテナミサイルランチャーのものだ。それが満身創痍の2人の前に 撃ち出された。 各コンテナは2人の前に進み出ると両サイドが開閉。夥しいミサイルが目の前に迫り来る スーサイダーを迎撃していった。 レイヴン1「兄貴のお父さんを殺させはしないっ!」 全く聞いた事がない人物の声が2人の耳に入る。 直後ヴィクセン2機の前に6機のACが現れた。ある機体はレーザーブレードを常に放出 する形でスーサイダーを薙ぎ払い、またある機体は右腕のレーザーライフルで狙撃していく。 リュウジ「・・・お前達は・・・妖精か。」 以前ウインドが一時期財閥を離れた時があった。その時彼は6人のレイヴンを助けに行った のである。経緯はウインドしか知っておらず、定期連絡で1人の妖精が仲間になったと話して いたのが浮かんだ。 リュウジはこの6機体が妖精達である事を確信した。当然妖精とは省略事であり、ウインド が彼に話したコードネームみたいなものである。 レイヴン3「遅くなってごめん。本当はもっと早くに駆け付けるつもりだったんだけど。」 レイヴン1「兄貴からの連絡が突然途絶えて動けなかったのよ。」 妖精達だとリュウジは思った。6人とも以前ウインドが助けた6人の娘達と同じ境遇になって おり、孤児になっていたのを引き取ったのである。 その後短時間でレイヴンとなり、今までアリーナにて修行の連続だったのだ。 リュウジ「フフッ、あの時の娘達と同じみたいだな・・・。恩に切るよ。」 リュウジとウィン妹を守りつつ、6体のACは猛然と迫り来るスーサイダーを迎撃していく。 ミサイル・レーザー弾・バズーカ弾などが夥しいほど放たれ、どれも目標を一撃の下に破壊。 リュウジも見ているだけではと彼女達が持ってきた特殊兵器で攻撃を開始。 以前ウインドがグレイクラウドを一刀両断したときの装備。両肩ジェネレーター搭載パーツ などを開発した際、両肩コンテナミサイルランチャーをガトリング形式に組み替えたパーツを 考案した。 移動型の台車の上に六角形のコンテナ発射台を取り付け、それを回転させつつコンテナを 射出するという。一度に12発装填でき、一斉に放つ事も可能であった。 弾切れになったマシンガンを地面に置き、特殊連装コンテナランチャーを操作し攻撃を継続 するリュウジ。 まるで嵐の如くミサイルがスーサイダーを襲い、木っ端微塵に破壊していった。 ライア「お待たせ〜。」 リュウジ駆るヴィクセンに迫るスーサイダーをマシンガンで狙撃、ダークネスハウンドが 彼の隣に進み出る。 今さっき電力が復旧し、大型ハッチが開閉。またアリーナドームのハッチも開閉し、中から レイヴン達が颯爽と出現した。 今まで動くに動けなかった苛立ちを、目の前に迫り来るスーサイダーにぶつけだした。 出現した46機のACは物凄い勢いで攻撃を開始。恐ろしいほどの爆音を響かせ、戦場が拡大 していった。 ナイラ「外部装甲厚の大きさが逆に仇になりましたね。」 動けないウィン妹のヴィクセンをガレージ内部に移動させながら、トゥルース・ロード搭乗の ナイラが2人に語る。また破損が激しいリュウジのヴィクセンも一旦ガレージ内部へと引き 上げていった。 リュウジ「お蔭様で、久々に死への足音が聞こえたぞ。」 ウィン妹「本当に焦りましたよ。」 流石は歴戦のレイヴンの2人。死への恐怖はあったものの弱音を上げる事はなかった。 その後ナイラも表へと出て交戦を開始する。ガレージの入口ではサーベンが愛機を待機させ 両肩のマシンガン及び右腕のマシンガンを射撃。内部にスーサイダーを入れさせなかった。 ガレージ内部に破損したヴィクセンを待機させ、2人は外へと出る。その表情には今だ怒り が浮かび上がっている。 ウィン妹「何か・・・むしゃくしゃする・・・。」 リュウジ「だな・・・。」 2人は今だ覚めやらぬ闘志を更に高め、戦闘継続を決意する。それは相手の一方的とも言える 猛攻に怒りを顕にしていた。 ガレージ内部で別に待機中の機体はナインボール=セラフ2機のみ。しかしこれは強化人間 が乗ってこそ真価を発揮する代物。生身の人間である2人にとって凄まじい負担が身体に掛か るのは言うまでもない。 だが2人の怒りは収まるどころか、更にヒートアップしていった。 リュウジ「・・・やるか。」 ウィン妹「・・・ですな。」 駆け足でセラフに歩み寄り、それらに搭乗する両者。 人間怒髪天を迎えると何を仕出かすか分からない。それはタブーとされる遺産をも用いても 治まりきれないものに発展していた。 本来これらはイレギュラーであり、ここぞという場合にのみ使用を考案された駒だった。 だがリュウジ本人が怒っているため、そういった概念は捨て去っていた。それはウィン妹も 同様である。 ライディル「一体どこから向かってくるんだっ!」 火器兵器を駆使し、猛攻を加えるライディル。マスターヴァルディルグから放たれる弾丸や ミサイルはどれも正確にスーサイダーを破壊していった。 しかし走行系の弱点である小回りが効かない所を鋭く突かれ、背後から3機のスーサイダー が襲い掛かろうとしていた。 ライディルがそれに気付き、反撃を試みようとする。しかしそれらは何者かのマシンガンに よる狙撃で爆発。間一髪に窮地を救われた。 彼が爆発したスーサイダーの先を見つめると、何と変形したセラフ2機が突撃を開始して いた。それらはマシンガンや垂直発射ミサイルを放ち、手当たり次第に目標を撃破していく。 また背後から襲われそうになっている味方の敵を凄まじい勢いで破壊していき、縦横無尽に 空を飛行していった。 リュウジ「てめぇら・・・ただで帰ろうとなんか思うなよっ!!!」 ウィン妹「んだんだ、突撃じゃぁー!!!」 突如怒涛の叫びが52人の機体に流れる。それに一同は驚き一瞬行動が止まる。そこに襲い 掛かるスーサイダーを間隔空けずに撃破していくセラフ2機。 どうやら怒りによりサイボーグ時の戦闘力が前面に出ているようである。物凄い操作技術で 味方をバックアップしつつ、何と逆体当たりで目標を撃破していった。 自爆は相手に接触して爆発する。しかしそれ以上に高速で動くセラフはぶつかったと同時に 駆け抜けているので被害を受けていない。また装甲が従来の機体より高いため、このような 体当たりぐらいでは機体は損傷しなかった。 今もなお迫り来るスーサイダーを54人のレイヴン達は勇敢に戦い続けていった。 どれぐらい戦ったのだろう。一体いくつの弾丸やミサイルを放ったのだろうか。 夥しい数のスーサイダーはすっかりいなくなり、辺り一面に数え切れない程の残骸が転がって いた。それは正に大破壊そのものだった。 レーザー兵器は保護フィルターが薬莢になっているが、それ以外の実弾兵器は薬莢が射撃と 同時に射出される。特にミサイル以外の実弾兵器は全て薬莢が吐き出されるのだ。 スーサイダーの残骸以外にも夥しい薬莢が辺りに散乱している。それは今までの激戦を別の 形で物語っていよう。 ブースター音を響かせながらナインボール=セラフが飛行を続ける。高々度から敵の索敵を 行っているようだ。財閥からも超長距離レーダーを用い、索敵を行っている。 その間他のレイヴンは補給を済ませ、第2時攻撃に対して警戒をしていた。 オペレーター「距離120000までに機影なし、敵勢力は完全に追撃を諦めたようです。」 オペレーターの発言を聞き、一同ドッと緊張感が開放される。約3時間近い迎撃に54人は 心身ともにヘトヘトになっていた。 ナイラ「引き上げましょう。その間ヴァスタール隊に護衛を行わせますので。」 財閥外にいたレイヴン達はガレージへと引き上げていく。上空を旋回中のセラフ2機は低空 飛行に移り、その後人間型へと変形し着地。他の機体と共にガレージへと撤退していった。 ウィン姉「・・・よかった、お気付きになりましたか。」 ふと視界が元に戻る。リュウジとウィン妹はガレージのソファーに寝かされていた。 ガレージに帰還したナインボール=セラフ2機。指定位置に戻り内部から2人が降りた。 と同時に脱力しながらその場に倒れ込んだのである。 過度の重力移動と緊張により精神が頂点に達しており、機体から降りた後反動が襲ったのだ。 しかし身体には異常はなく、単に極度の緊張から開放された安堵から起きた気絶であった。 リュウジ「・・・ああ、気絶したのか。」 徐に起き上がるリュウジ。ウィン妹はウィン姉に支えられながら起き上がる。他の面々も 2人を心配そうに見つめていた。 ライア「小父様、凄かったですね。生身の身体でセラフの重力に耐えられるなんて。」 レイス姉「私の場合でもテストバトルの後、目眩がありました。あれだけの動きをして気絶だけで 済むとは驚きです。」 自分の顔に両手を被い、軽く顔を擦る。その後ゆっくりとソファーに座りなおすリュウジ。 ウィン妹はまだ朦朧としているらしく、ウィン姉に支えられたまま回復を待った。 ウインド「人間が強化人間を越えた証だな。それに機械をも越えた証だ。精神が肉体を凌駕した。 だからあれだけの動きが出来たんだ。」 リュウジ「そうだな。サイボーグの時は大した重力も威圧なども感じない。しかし今は違う。死を 直感し、怒りが全てを凌駕する。やはり人間とは素晴らしいものだ。」 徐に煙草を吸い出す。ウインドもそうだが、一区切りを付く時の彼のクセである。 リュウジ「・・・みんな、ありがとう。」 リュウジは深く頭を下げた。それは今まで行った事がないものである。心の底から一同に感謝 の意を表した。他の面々も彼の本当の行動に、心から厚意を抱いた。 シェガーヴァことリュウジが普段から強い理由が、この時また理解する一同であった。 第6話へ続く |
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